


豊平神社って、季節ごとに空気がふわっと変わる感じがして好きなんだよね〜♡



わかる!花手水がある日なんて特にワクワクするもん♪
札幌のまちの中に、そっと寄り添うように佇む豊平神社。
季節が巡るたびに違う表情を見せてくれる境内は、歩くだけで心がふっとゆるむような優しい時間が流れています。
特に人気なのが、彩り豊かな花手水。写真で見るよりもずっと可愛くて、思わず足を止めてしまうほど……。
春の光、夏の緑、秋の澄んだ空気とともに移ろう季節感も、この神社の魅力のひとつです。
この記事では、豊平神社のご利益や魅力、季節の楽しみ方、花手水の見どころについて、わたしの参拝体験とともにご紹介していきますね。
- 豊平神社のご利益と境内の魅力
- 季節ごとの見どころと花手水の楽しみ方
- 参拝後の街歩きに便利なアクセス情報
豊平神社のご利益と魅力をやさしく紹介♡


豊平神社には、上毛野田道命(かみけのたみちのみこと)・大山衹命(おおやまつみのみこと)・倉稲魂命(うかのみたまのみこと)の三柱の神さまがお祀りされています。
開運、家内安全、商売繁盛など、日々を穏やかに過ごしたい人をそっと守ってくれる神社として親しまれてきました。


とくに主祭神である上毛野田道命(かみけのたみちのみこと)は、東北地方の守護神として古くから崇敬されてきたお方。
日本書紀によれば、北の地を平定するために向かわれた際、伊寺の水門で戦死されたものの、その後大蛇となって再び人々を守ったという伝承が残っています。
この“大蛇”の伝承には続きがあって、田道命さまのお体を仮葬したあと、蝦夷によって墓が荒らされそうになったとき、たちまち大蛇に姿を変え、強い気で追い払ったというお話も。
土地の人々はその霊威を畏敬して、青森県の猿賀野にお祀りしたのが、現在の猿賀神社(豊平神社の本社)だと伝えられています。
さらに時が流れて欽明天皇の御代。
大洪水の折、田道命さまが白馬に乗り、流木を舟として運ばれてきたという伝承があり、その御霊を住民が迎えて祀ったのが、この豊平の地の始まりだといわれています。
東北出身の人々が多く移り住んでいた豊平地区だからこそ、故郷の氏神を大切に祀った…そんな物語が、今の豊平神社へとつながっているのです。
境内の素朴でやさしい空気の奥には、こうした長い歴史と、人々を守ってきた強い祈りが流れています。
だからこそ、豊平神社に立つと、どこか安心するような“寄り添ってくれる感じ”があるのかもしれません。



田道命さまの伝承、静かな神社なのにすごく奥行きを感じるよね…♡



うん!大蛇の物語を知ると、境内の静けさがもっと深く感じられるかも♪
季節ごとに変わる豊平神社の魅力


豊平神社は、季節が巡るたびに空気の色が変わるような場所。
同じ参道でも、春・夏・秋・冬でまったく違う表情を見せてくれるから、いつ訪れても“小さな発見”があるんです。
わたし自身、行く季節によって感じ方が変わるのがすごく好きで、「今日はどんな豊平神社に出会えるかな…♡」とワクワクしながら足を運んでいます。
春|やさしい光と新緑の境内
雪解けとともに境内の光がふわっと柔らかくなる春。
新緑が芽吹き、風のにおいもどこか軽やかで、“始まりの季節”にぴったりの明るさがあります。
朝の豊平神社はとくに気持ちよくて、光が社殿にさっと差し込む瞬間は、思わず深呼吸したくなるほど。
写真もやさしいトーンに仕上がる季節です。
夏|花手水が彩るフォトジェニックな季節
夏の豊平神社といえば、やっぱり花手水♡
色鮮やかな花が水面に浮かぶ光景は、写真で見るよりずっと可愛くて、つい立ち止まって眺めてしまうほど。
光が強い夏は、水面のキラッと感も相まって、より華やかに見えます。
ちょっと暑い日でも、花手水の前に立つとひんやりした空気が感じられて、“夏の癒しスポット”みたいな存在です♡
秋|紅葉の色づきが美しい静かな季節
秋の豊平神社は、境内の木々がしっとり色づき、歩くたびに足元がサクサク鳴る季節。
赤や黄色の葉が風に揺れる様子も絵になるし、空気がすこし冷んやりして気持ちいい時期です。
とくに午前中の紅葉は光が透けて本当にきれいで、“静かな秋の社”という言葉がぴったり。
落ち着いた雰囲気で参拝したい人にはおすすめの季節です。
冬|雪景色に包まれる透明な時間
冬の豊平神社は、まるで音が吸い込まれていくような静けさ。
雪がふわっと積もった参道は、歩くたびにキュッキュッと音がして、心が澄んでいくような感覚になります。
白い雪が社殿の赤を引き立ててくれて、写真もすっきり美しく映る季節。
雪景色の神社が好きな人にはたまらない雰囲気です♡



春夏秋冬でこんなに違うのって、豊平神社の魅力そのものだよね〜♡



ほんと!どの季節も“また来たい”って思わせてくれるのがすごいよね♪
豊平神社の花手水を楽しむ♡


豊平神社でときどき出会えるのが、期間限定の花手水。
いつも見られるわけではないからこそ、境内で花手水を見つけた瞬間はちょっと特別。
公式Instagramでそっとお知らせを確認しながら、“今日はあるかな?”と静かな期待を胸に参拝する…そんな楽しみ方もできます。
お花の並べ方や色合わせは、その時々で表情が違っていて、光の入り方によっても印象が変わるのが魅力。
特に夏の時期は水面がきらっと輝いて、より涼やかでフォトジェニックに感じられます♡
らんが撮影した花手水の動画もあるので、花手水の雰囲気を感じたい人はぜひチェックしてみてね。
動画で見ると、お花の揺れや境内の空気感まで伝わってきて、写真とはまた違った“豊平神社らしさ”が感じられます。
もし花手水に出会えたら、午前中のやわらかい光の時間帯がおすすめ。
影が強く出にくく、水面の透明感もきれいに写るので、ふんわりとした雰囲気で撮影できますよ♡



期間限定だからこそ、出会えたときの嬉しさが増すんだよね〜♡



うんうん!その時だけの景色って、やっぱり心に残るよね♪
ご神木ハルニレとパワーを感じるスポット


豊平神社の境内でひときわ存在感を放つのが、社殿の右側に立つご神木・ハルニレ。
樹齢はおよそ230〜250年といわれ、長い時間この土地を見守ってきた大切な木です。
実はこのハルニレは、豊平神社が建てられる場所を探していたときに“導き”になった木でもあります。
周囲がまだ小さな木ばかりだった頃、ひときわ大きく、力強く生きていたのがこの一本。
土地の状態が良いと考えられ、現在の場所に社殿を構えるきっかけになったそうです。
だからこそ、このハルニレは豊平神社の歴史と運命をつないだ木ともいえる存在。


昭和60年には札幌市の保存樹木にも指定され、“今までも、そしてこれからも、この地を守っていく木”として大切にされています。
近くまで行くと、枝の広がりや幹の力強さに自然と見入ってしまうほど。
風が通り抜ける音や、光が葉に反射する感じがとても心地よくて、思わず深呼吸したくなるスポットです。
季節によって見える表情も変わるので、春の芽吹き、夏の緑、秋の色づき、冬の静けさ…どの季節に訪れても癒されること間違いなしですよ♡



ご神木って、その神社の“心”みたいな存在だよね〜♡ ハルニレの話すごく好き…!



うんうん!豊平神社がこの場所に立つ理由まで関わってるなんて、ロマン感じちゃう♪
| 神社名 | 豊平神社(とよひらじんじゃ) |
| ご祭神 |
上毛野田道命(かみけのたみちのみこと)/ 大山衹命(おおやまつみのみこと)/ 倉稲魂命(うかのみたまのみこと) |
| ご利益 | 開運・家内安全・商売繁盛 など |
| 住所 | 北海道札幌市豊平区豊平4条13丁目1-18 |
| アクセス |
地下鉄東豊線「豊平公園駅」から徒歩約8分/ 中央バス「NTT豊平営業所」停から徒歩約3分 |
| 駐車場 | あり(境内横に駐車スペース) |
| 公式サイト | 豊平神社 公式HP |
まとめ|豊平神社で感じる、季節のやさしい癒し
今回は、豊平神社の魅力やご利益、季節ごとの表情、花手水やご神木についてご紹介しました。
- 三柱の神さまが見守る、静かで心地よい境内と深い由緒
- 春夏秋冬で変わる美しい景色と、季節を彩る花手水
- ご神木ハルニレがつくり出す、穏やかな癒しの空気
豊平神社は、季節が変わるたびに違う“やさしさ”を見せてくれる場所。
ひとりで歩く日にも、誰かと訪れたい日にも寄り添ってくれる、札幌の小さな癒しスポットです♡



豊平神社って、季節ごとに違う空気が楽しめるのが本当に素敵だよね〜♡



うんうん!参拝しやすい場所だから、季節が変わるたびに行きたくなる♪









